音 /l/ の発音方法 

/l/は英語の子音です。

音 /l/ は日本語には完全に一致する音がありませんが、最も近いのは「ラ行」の音です。例えば、「らいおん」（ライオン）や「りんご」（リンゴ）などの言葉で使われる音です。練習すれば、英語の /l/ の発音に問題はなくなるはずです。

図bを見ると、この音を作るために、舌が重要な役割を果たしています。この音を出すには、舌先を上にカールさせて、前歯の裏側の上あごに触れさせます。なお、口蓋垂（のどちんこ）が鼻への空気の通り道を塞いでいるため、鼻からは空気が漏れません。また、喉の円が赤くなっていることから、声帯が振動していることがわかります。したがって、この音は有声音です。

図aを見ると、唇は離れており、歯も少し開いています。舌が持ち上がって上あごに触れている様子がわかります。

図cでは、/l/を発音するために舌先を正確にどこに置けばよいかが示されています。

また、下の図を見ると、舌先が口の外に出ていることがわかります。これは一部の英語ネイティブスピーカーが/l/を発音する方法の一つです。最初は舌先を少し外に出してから、慣れてきたら中に引っ込める練習をすることで、/l/の音を上手に出せるようになります。

/l/の音は、英語では以下の文字で表されます：

下記の音声ファイルを聴いて、/l/の発音を学んでください。