指示語 中級者向け

英語の指示語(demonstratives) this・that・these・thoseの概念、近称・遠称・数の区別、指示代名詞・指示限定詞・指示副詞としての機能を例文とともに解説します。最後のクイズで理解度を確認しましょう。

英語文法の指示語

指示語とは

指示語とは、話し手や聞き手との距離関係に基づいて、特定の人・物・場所を指し示す語である。形は距離や数によって変化する。

指示詞の種類

英語の指示詞は以下の4つである。

近称

遠称

単数

this

that

複数

these

those

this / these の用法(近称)

話し手や基準となる対象に近いものを指す。

this:単数

these:複数

This bag is not mine.

このバッグは私のものではない。

ここでは単数の名詞を指している。

These books are torn to pieces.

これらの本はぼろぼろに破れている。

ここでは複数の名詞を指している。

that / those の用法(遠称)

話し手から離れたものを指す。

that:単数

those:複数

That girl looks like my sister.

あの少女は私の姉妹のように見える。

単数の人物を指している。

Those tables are broken.

あれらのテーブルは壊れている。

複数の対象を指している。

注意(時間の指示)

指示詞は時間の近さ・遠さも表す。

I don't seem to be able to concentrate these days.

最近は集中できない。

「最近」という近い時間を指している。

We had more time those days.

当時はもっと時間があった。

過去のある時期を指している。

指示詞の機能

指示詞は文中で異なる機能を持つ。

指示代名詞としての用法

名詞の代わりに用いられる場合。

These are yours, aren't they?

これらはあなたのものだよね?

That looks terrible on you.

それはあなたに似合わない。

指示限定詞としての用法

名詞の前に置かれ、名詞を修飾する場合。

These shoes will not be suitable for tonight.

これらの靴は今夜には適していない。

Those happy days are long gone, dad.

あの幸せな日々はもう過ぎ去ったよ、父さん。

指示副詞としての用法

位置や時間の近さ・遠さを強調する場合。

空間的用法

Put the hat here, please.

ここに帽子を置いてください。

Can't you see it's over there?

あそこにあるのが見えないのか?

時間的用法

now:現在の時点

then:過去のある時点

I said come here now.

今ここに来なさいと言った。

Back then, people were much at peace with themselves.

当時、人々は今よりずっと心穏やかだった。

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