非定形節 中級者向け

英語の非定形節(non-finite clause)の概念、不定詞節と分詞構文の構造、主語・目的語・副詞句としての用法を例文とともに解説します。最後のクイズで理解度を確認しましょう。

英語文法の非定形節

非定形節とは

非定形節とは、定形動詞を持たない節のことである。

つまり、時制による制限を受けず、動詞との一致によって決まる主語も持たない節である。

非定形節の種類

英語の非定形節には主に以下の種類がある。

不定詞節

不定詞節は、定形動詞を持たず、主節に従属するため、非定形節に分類される。

主に目的・意図・義務などを表すために使われ、通常は主節と共に用いられて完全な文となる。

To talk on the phone is not really what I like.

電話で話すことは、私が本当に好きなことではない。

※ 主節を除くと意味が不完全になる。

Jimmy thought it best to ask for a promotion at work.

ジミーは職場で昇進を願い出るのが最善だと思った。

分詞構文

現在分詞過去分詞による分詞構文も非定形節に分類される。

これらは従属的な構造であり、完全な意味を表すためには主節を必要とする。

Reading the article, mom was devastated.

その記事を読んで、母は大きな衝撃を受けた。

※ 「Reading the article」だけでは意味が不完全である。

Martha, excited like a baby, jumped up and down.

子どものように興奮したマーサは飛び跳ねた。

※ この文には過去分詞による分詞構文が含まれている。

非定形節の用法

非定形節は文中でさまざまな役割を果たす。

Talking to that stranger really freshened me up.

あの見知らぬ人と話したことで、とても気分が晴れた。

主語として使われる場合

They want to talk to the manager right away.

彼らはすぐに支配人と話したがっている。

直接目的語として使われる場合

The Mathers just sat there to smoke cigarettes.

マザーズ一家はタバコを吸うためにそこに座っていた。

副詞句として使われる場合

補足

非定形節で使われる動詞形は、形容詞として名詞を修飾することもできる。

It is a confusing situation.

それは混乱させる状況である。

※ 現在分詞が形容詞として使われている。

She is a girl to date.

彼女は付き合う価値のある女性だ。

※ 不定詞が形容詞的に使われている。

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